宮崎ひでじビールでビアフェスタ!



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ひでじビールといえば、今流行中のクラフトビールの中でも、駆け出しのころに産声を上げた、宮崎県が誇る地ビールです。少しずつ、地ビールの認知度が高まってきていますが、そんな地元宮崎は延岡市の秘境「行縢山(むかばきやま)」で、ひでじビールのビアフェスタが開催されると聞き、さっそく飛行機に乗って参上です。

苦難の歴史「ひでじビール」とは

今では、クラフトビールや地ビールといえば、それなりにブランド感があるように聞こえますが、ひでじビールが立ち上がった1996年は、まさに期性緩和元年であり、地方の一企業がビールを生産・販売するという市場はありませんでした。

そのような中、ひでじビールを立ち上げたのが創業者の「ひでじーさん」。当時は、酒税法の改正により、大手4社に独占されていたビール産業に風穴が開き、日本各地に小規模のビールメーカーが誕生して、全国に地ビールブームが起こったのです。

ところがほどなくして、創業者が亡くなり、地ビール冬の時代が訪れると、ひでじビールも乱立した醸造所同様、撤退か継続かの経営判断を迫られることとなります。何とか継続していこうと、事業部では生産工程などを見直し、再建を図る中、会社の経営判断は「撤退」という状況となりました。

2010年、当時のビール事業部統括であった現代表である永野氏が金融機関の支援を取り付け、従業員による会社の買収を実施。ようやく「自らの手」でひでじビールを生産することにこぎつけたのです。

現在、ひでじビールでは、「オール宮崎」による生産体制を目指しています。オール宮崎とは、原材料は元のほか、醸造に必要なタンクでさえ、宮崎県内で製造するという強い理念のことです。

宮崎農援プロジェクト

 

私たちの取り組み「宮崎農援プロジェクト」は、宮崎県内の農畜海産物を積極利用した新規商品を企画・開発・ブランド化する事によって宮崎県の一次産業活性化を目指すプロジェクトとして平成22年より取り組んでいます。

ひでじビール ヒバフェスタ2018

ひでじビールのビアフェスタは昨年同様、生産工場のある宮崎県延岡市の行縢山(むかばきやま)のふもとで開催されます。なんと、JR延岡駅から、20~30分間隔の無料送迎バスも出ています。これ、いち地方中小企業が実施するには、とても大変なことなのです。

残暑厳しい延岡駅から無料送迎バスで、ひでじビール生誕の地「行縢山(むかばきやま)」へ向かう。残暑厳しい延岡駅から無料送迎バスで、ひでじビール生誕の地「行縢山(むかばきやま)」へ向かう。
残暑厳しい延岡駅から無料送迎バスで、ひでじビール生誕の地「行縢山(むかばきやま)」へ向かう。

延岡駅からバスで20~25分程度で、ひでじビールに到着します。山と田んぼに囲まれたのどかな田園風景です。

宮崎県が誇るクラフトビール「ひでじビール」は、行縢山(むかばきやま)のふもとで作られている。
宮崎県が誇るクラフトビール「ひでじビール」は、行縢山(むかばきやま)のふもとで作られている。
ひでじビールの入口
ひでじビールの入口

ひでじビールのロゴは、なぜかハニワ。水郷延岡では、美味しい水があるので、クラフトビールにぴったりです。ここで、あのひでじビールが作られているのです。

ひでじビール生誕の地、行縢山
ひでじビール生誕の地、行縢山

秋のむかばきビアフェスタ2018では、地元のひでじビールの他、北海道から沖縄まで全国の有名どころのクラフトビールを味わうことができるのです。(タルは入れ替え制)。

宮崎県代表のひでじビールの他、北海道から沖縄まで、日本全国の地ビール・クラフトビールが飲める。
宮崎県代表のひでじビールの他、北海道から沖縄まで、日本全国の地ビール・クラフトビールが飲める。
午前中に到着するなり、すでに20数種類の「冷えた」クラフトビールがあなたをお待ちしております。
午前中に到着するなり、すでに20数種類の「冷えた」クラフトビールがあなたをお待ちしております。
全国各地のクラフトビール醸造所が参加しています。
全国各地のクラフトビール醸造所が参加しています。
ビールフェアの参加者、多いですよ。
ビールフェアの参加者、多いですよ。

弾き語りやベリーダンス、フラダンスなど、飽き(秋)の来ない?イベントですっかり気分上々。午前11:30~20:00まで、すっかり居続けてしまいました。飲みすぎかも・・・、気にしない。

社員一人一人が主役になる会社は、21世紀型の企業ですので、こんな企業に就職しながら、新規事業を開発し続けることができるのが良い生き方だと思います。

とりあえず、これだけは飲んでおこうビール

ビールフェスタですので、「端から端まで、全部もらおか~」と言いたいところですけど、ちょっと難しそうなので、飲んだうちの撮影されていた数種類を紹介します。このほか、ひでじビールの定番も2~3杯、飲んだような気がします。

トロピカルピンク
トロピカルピンク

 

金澤ブルワリー Virgin Ale
金澤ブルワリー Virgin Ale

 

城端麦酒 グレートブルー
城端麦酒 グレートブルー

 

ヘリオスクラフトビール シークワーサーホワイトエール【フルーツウィートビール】
ヘリオスクラフトビール シークワーサーホワイトエール【フルーツウィートビール】

 

宮崎県産大麦100%、自家製できたて麦芽 YAHAZU
宮崎県産大麦100%、自家製できたて麦芽 YAHAZU

クラフトビールもおいしいのですが、水郷の延岡ですので、アユもおいしいですよ。たっぷりファットなボディーの子持ちアユが500円。10月1日からは、鮎やなが始まります。

延岡産の大型子持ちアユは500円。
延岡産の大型子持ちアユは500円。
夏も過ぎ、秋の始まり。宮崎ではそろそろ早場米の収穫が始まります。
夏も過ぎ、秋の始まり。宮崎ではそろそろ早場米の収穫が始まります。

社長から重大発表。「社長、世界目指すってよ」

パーリナイの途中、ひでじビールの社長から重大発表がありました。これまで、行縢(むかばき)地域にこだわって生産していたビールですが、ようやく足元が固まってきたため、そろそろ宮崎県、いや、九州を代表するクラフトビールを作ろうじゃないか!という流れになったようです。

ひでじビールを世界に発信するため、新たなブランドを立ち上げた。普段は縁の下の力持ちである優秀なスタッフの皆さんを一人ずつ紹介しているようすは、企業の本気度をうかがうことができる。
ひでじビールを世界に発信するため、新たなブランドを立ち上げた。普段は縁の下の力持ちである優秀なスタッフの皆さんを一人ずつ紹介しているようすは、企業の本気度をうかがうことができる。

この考えは、正解です。地場ビールを地元の方に売っても、それほど経済効果はありません。九州全域から関西、関東、そしてアジアから世界へ向けて販売していこうという将来構想を持つということは、とても魅力的な考えです。

チーム延岡からチーム九州、そしてオールジャパンへとつながることを期待しつつ、これからも機会があればひでじビールを飲み続けたいですね。
※社長!世界戦略ならば、もう少し安くしてね!

JR延岡駅周辺の再開発、何かきな臭いぞ!?

今回、宮崎県のJR延岡駅からバスで移動しましたが、何となく違和感を感じたのです。それは、スターバックスと蔦屋の入るキレイな駅舎とそこに集まる地元民、そして駅前の閑散さ。スターバックスと蔦屋が地方創成をしているのか・・・?元来、利用客が少ない駅。かつては「高千穂鉄道」が通っていたが、廃線。その後は一層過疎が進んでいる地域であったのですが、何があったのでしょうか。

なんとなく、怪しいので、調べてみようと思います。