新しいタイプのカプセルホテル ドーミーインGlobal Cabin



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仕事関係で、時々、静岡県浜松市に出張することがあります。浜松駅周辺は、比較的ビジネスホテルに恵まれている地域で、そこそこ安い~そこそこ高いホテルまで、選択肢が豊富です。この浜松駅地域に、2018年6月、新たに「ドーミーイン GLOBAL CABIN 浜松」がオープンしました。

天然温泉があるグローバルなキャビン

まったく粉もんとは異なるお話かもしれませんが、粉もん研究家は「衣・食・住」は一体的になっていると考えているため、ビジネスホテルと言えども、住として、研究したいと考えているのです。

「ドーミーイン GLOBAL CABIN 浜松」は、(株)共立メンテナンスが運営するホテル事業で、北海道から九州まで78施設あります。ドーミーインの特徴として、天然温泉にこだわっている点が挙げられます。駅前立地でありながら、その施設名に「天然温泉」と冠しています。中には、ビジネスホテルでありながら、天然温泉露天風呂まで整備されており、出張の移動疲れが癒されます。

参考までに、浜松駅周辺には徒歩で行ける銭湯が1件、そのほか温泉施設はほとんどなく、お風呂砂漠地域であるとも言え、GLOBAL CABINは立ち寄り湯も提供していることから、浜松のオアシスでもあるのです。

そんなリラクゼーションにこだわりを持つドーミーインですが、浜松駅にオープンしたGLOBAL CABIN浜松はやや趣が異なります。どこが異なるのかというと、ショッピングモール(ザザシティー浜松中央館内3F)のワンフロアに入ったカプセルホテルなのです。

浜松駅近くのGLOBAL CABIN浜松は新しいタイプのカプセルホテル。なんと、ショッピングモールの3階に入っている!
浜松駅近くのGLOBAL CABIN浜松は新しいタイプのカプセルホテル。なんと、ショッピングモールの3階に入っている!

ある日、浜松駅付近のビジネスホテルを検索していると、価格順ソートで上位(安い)にGLOBAL CABIN浜松が来るようになりました。ウェブサイトで確認すると、オープンしたてで、他ドーミーイン同様に天然温泉があります。しかし、部屋の写真がどうも狭いように感じました。「キャビン」という名称も一般的な感じがしなかったため、しばらく様子見をしていましたが、いよいよ覗いてみたいという気持ちが強くなり、3泊の予約です。

GLOBAL CABIN浜松は、いわゆるカプセルホテルです。他のカプセルホテルと異なる点は、プライベート空間が多めに確保されている点です。一般的なカプセルホテルは、通路を挟み、複数人がダイレクトに寝室カプセルに入る構造が多いのですが、GLOBAL CABIN浜松では、デスクスペースがあるため、ちょっとしたパソコン仕事をすることができます。

GLOBAL CABIN浜松には、キャビンと呼ばれるカプセルホテルタイプの部屋が159室、通常の客室が7室あります。キャビンは男女でセキュリティドアで明確に分かれており、男性キャビンが135室、女性キャビンが24室となっています。

靴を出入口でロッカーに収納するため、施設内は裸足となります。

GLOBAL CABIN浜松のキャビン
GLOBAL CABIN浜松のキャビン

女性キャビンが少なめで設定されていますが、女性用の天然温泉は男性用と同じ面積が確保されており、少人数でゆったり入れると思います。

天然温泉が自慢のGLOBAL CABIN浜松

GLOBAL CABIN浜松の特徴である天然温泉ですが、さらに特徴的な点があります。それは、「一人用風呂」が多く設置されている点です。男性用しか見ていませんが、1.2×3mくらいの5~6人が入れる週替わりの湯舟が一つ(41℃)、直径1.3mくらいの大きな陶器のシルキー風呂(39℃)が3つ、1.2×1mくらいのヒノキ風呂(43℃)が3つ、これに水風呂(16℃)と10数名が入れるサウナまで完備されています。


GLOBAL CABINの大浴場には、一人で入れる個人浴槽が数多く用意されている。

もちろん、大浴場だけでなく、シャワールームも5室用意されていますので、サッと入りたい人はシャワールームでもOK!
脱衣室には洗面台が10台設置されているので、おじさんたちで奪い合うこともありません。
そして、おじさんたちには不要かもしれませんが、ドライヤーはパナソニック製のnano-eドライヤーですので、傷んだ髪をいたわりながら、サラサラヘアーにしてくれます。

大浴場は17時~翌2時、5時~9時半まで利用することができますので、夜ゆったりと入って、さらに朝、サーッと汗を流すということも可能です。

洗い場は13席設けられており、よほどの混みようでなければ、ゆったりと利用することができます。平日20時から30分ほど入浴していましたが、ほぼ独り占めでした。

GLOBAL CABIN浜松のエグゼクティブ・ラウンジ

GLOBAL CABIN浜松には、広めのラウンジがあり、テレビが複数台設置されています。また、ドリンクコーナーも併設されているため、ちょっとしたカフェとして利用することもできます。さらに、約2,000冊のコミックが完備されているため、ラウンジでくつろぎながらお気に入りの漫画を楽しむこともできます。
特に良かった点は、最近読み始めた「ゴールデンカムイ」と「ウシジマくん」が揃っていたことです。今回の出張期間で読破したいものです。

GLOBAL CABIN 浜松には、漫画ラウンジが設けられている。
GLOBAL CABIN 浜松には、漫画ラウンジが設けられている。
広々としたラウンジでは、パーソナルスペースがゆったりと確保され、お気に入りの漫画を読むこともできる。
広々としたラウンジでは、パーソナルスペースがゆったりと確保され、お気に入りの漫画を読むこともできる。
と、思ったら、「ゴールデンカムイ」の10巻から先が貸し出し中じゃねえか!誰なのよー!!
と、思ったら、「ゴールデンカムイ」の10巻から先が貸し出し中じゃねえか!誰なのよー!!

ラウンジでは、女性ものんびりと夜泣きそばを食べていました。何人かの宿泊客がいらっしゃいましたが、席数も多く、お互いに干渉することなく、漫画やテレビを見ることができます。出張中ですと、「ぼっち感」が強いのですが、面倒なコミュニケーションはいらないけど、人がいる場所がいいなー、なんて思ってしまう我々には、ちょうどよい居心地なのです。

GLOBAL CABIN浜松の広々としたリラックスラウンジ。
GLOBAL CABIN浜松の広々としたリラックスラウンジ。

ドーミーインが誇る「夜泣きそば」の無料のカップ麺

ところで、他のドーミーインでは「夜泣きそば」という、夜食ラーメンが無料で提供されています。醤油味で量も多すぎず、美味しいため好評なのですが、GLOBAL CABIN浜松にはそれがありません。そのかわり、オリジナル無料カップ麺が21:30~23:00の間で提供されています。カップ麺とはいえ、プリプリした触感の醤油ラーメンは満足感が高いものでした。
女性客の多くも、リラックスした様子で「ご麺なさい」を召し上がっていましたので、恥ずかしさはなさそうですよ。

GLOBAL CABIN浜松の夜食「夜泣きそば ご麺なさい」はあっさりしょうゆ味で、ほとんどの宿泊客が食べていた!
GLOBAL CABIN浜松の夜食「夜泣きそば ご麺なさい」はあっさりしょうゆ味で、ほとんどの宿泊客が食べていた!

未来型カプセルホテルの居室公開!!

さて、キャビンの様子はどのようなものでしょうか。キャビンは一般的なカプセルホテルタイプもあれば、デスクスペース併設型など複数のタイプがあります。今回はデスクスペース併設型でした。
実測したところ、奥行き2.3×幅2mで一人で過ごすには十分なサイズ感です。デスクスペースがあるので、立ち上がったりすることができる点は、カプセルホテルとは異なります。
デスクスペースにはコンセントが1つ設けてあります。

GLOBAL CABIN浜松のキャビン(寝室)の様子。
GLOBAL CABIN浜松のキャビン(寝室)の様子。

キャビンの出入口はアコーディオンカーテンであり、施錠することはできませんが、デスクスペースにはセキュリティーボックスが設置されているので、特に問題はなさそうです。参考までに、ノートPCは2台収納しても余裕があるサイズです。

ベッドエリアにはコンセント1つとUSB電源1つあります。また、カプセルホテルですので、テレビは付属のイヤホンで聞くことになります。

朝食は、無料でついてきます。ホットドックやいなり寿司、野菜、ヨーグルト、みそ汁などが用意されています。バリエーション豊富とまでは言えませんが、宿泊費に含まれていることを考えると、大変リーズナブルです。

宿泊費は時期にもよると思いますが、平日3日で、それぞれ3,780円(合計11,340円)でした。

今回宿泊してみて、ワンフロアにすべてが集約されているため、大浴場、ラーメン、トイレ等の利便性は高いと感じました。一方で、カプセルホテルであるため、寝室では大きな音が立てられない点は、共通のデメリットであると思います。

とはいえ、提供されるサービスとコストを比べた場合、圧倒的にコストパフォーマンスが高いです。多くのビジネスマンが利用しているようでした。近隣には飲食店やコンビニも充実しているため、不便を感じることはありません。

カプセルホテルに慣れているビジネスマンの皆さんには満足感高いと思いますし、カプセルホテルを利用したことがない女性の方は、「結構いいかも!」と感じると思いました。