野菜の生育状況及び価格見通し(令和3年2月)について

葉茎菜類(はくさい、キャベツ等)
農林水産省は、東京都中央卸売市場に出荷される野菜の生育状況及び価格見通し(令和3年2月)について、主産地等からの聞き取りを行い、その結果を公表しています。

現在の生育状況

一時期に比べ、野菜の価格がやや高めになっているような気がしていましたが、この後もだいこん、レタスあたりは高め、白菜はお安くなりそうです。
品目 現在の生育状況
根菜類 (だいこん及びにんじん) ・ だいこんは、12月中旬以降の低温や乾燥の影響で、生育が遅延。 ・ にんじんは、平年並み。
葉茎菜類 (はくさい、キャベツ等) ・ はくさいは、生育期の気温が平年を上回って推移し、適度な降雨もあったため、生育が良好。また、肥大が進み、大玉傾向。 ・ キャベツは、年末年始以降の低温や乾燥の影響で、肥大が緩慢となり、小玉傾向。 ・ ほうれんそうは、概ね平年並み。一部の産地では、12月中旬以降の低温や乾燥の影響で、生育がやや遅延。 ・ ねぎは、概ね平年並み。一部の産地では、11月以降の乾燥や、12月中旬以降の低温の影響で、細物傾向。 ・ レタスは、概ね平年並み。多くの主産地において、12月までは生育進度が早まっていたが、年末年始以降の低温や乾燥の影響で、生育がやや停滞
果菜類 (きゅうり、なす等) ・ きゅうりは、概ね平年並み。一部の産地では、12月中旬以降の低温の影響で、肥大がやや緩慢。 ・ なすは、12月中旬以降の低温や1月の曇天の影響で、肥大がやや緩慢であるが、概ね平年並み。 ・ トマトは、生育期の天候が良好であったため、生育が順調で、肥大が進み、大玉傾向だが、徐々に肥大の進度が平年並みに戻ってきている。 ・ ピーマンは、概ね平年並み。一部の産地では、12月中旬以降の低温の影響で、肥大がやや緩慢。
土物類 (ばれいしょ、さといも 及びたまねぎ) ・ ばれいしょは、北海道において収穫が終了し、作柄良好。鹿児島県において12月の天候不順の影響で、生育が遅延。 ・ さといもは、収穫が終了。作柄は平年並み。 ・ たまねぎは、北海道において収穫が終了。作柄が良好で、大玉傾向。静岡県において生育が平年並み。
 

今後の生育、出荷及び価格見通し

品目 主産地 ( )書きは令和2年 2月の入荷 シェア 今後の生育及び出荷見通し 価格見通し (平年(直近5か年 平均)比)
2月前半 2月後半
だいこん 神奈川(54%) 千葉(37%) ・ 主産地において、12月中旬以降の低温や乾燥の影響で、生育が遅延しているが、1月下旬の降雨等に伴い、生育の回復が見込まれるため、2月の出荷数量、価格ともに平年並みで推移する見込み。 平年並み で推移 平年並み で推移
にんじん 千葉(75%) ・ 主産地において、生育が平年並みであるため、2月の出荷数量、価格ともに平年並みで推移する見込み。 平年並み で推移 平年並み で推移
はくさい 茨城(71%) 群馬(13%) ・ 主産地において、生育が良好であり、潤沢な出荷が見込まれるため、2月の出荷数量は平年を上回り、価格は平年を下回る見込み。 安値水準 で推移 安値水準 で推移
キャベツ 愛知(66%) 千葉(22%) 神奈川(9%) ・ 主産地において、年末年始以降の低温や乾燥の影響で、肥大が緩慢となり、小玉傾向であるが、出荷数量は十分にある上、1月下旬の降雨等に伴い、生育の回復が見込まれるため、2月の出荷数量、価格ともに平年並みで推移する見込み。 平年並み で推移 平年並み で推移
ほうれんそう 群馬(34%) 茨城(31%) 埼玉(12%) ・ 主産地において、生育が概ね平年並みであるため、2月の出荷数量、価格ともに平年並みで推移する見込み。 平年並み で推移 平年並み で推移
ねぎ 千葉(37%) 埼玉(19%) 茨城(17%) ・ 主産地において、生育が概ね平年並みであるため、2月の出荷数量、価格ともに平年並みで推移する見込み。 平年並み で推移 平年並み で推移
レタス 静岡(32%) 茨城(18%) 香川(12%) ・ 主産地において、生育が概ね平年並みであるため、2月の出荷数量、価格ともに平年並みで推移する見込み。 平年並み で推移 平年並み で推移
きゅうり 宮崎(29%) 千葉(20%) 群馬(19%) 高知(12%) ・ 主産地において、生育が概ね平年並みであるため、2月の出荷数量、価格ともに平年並みで推移する見込み。 平年並み で推移 平年並み で推移
なす 高知(61%) 福岡(17%) 熊本(12%) ・ 主産地において、生育が概ね平年並みであるため、2月の出荷数量、価格ともに平年並みで推移する見込み。 平年並み で推移 平年並み で推移
トマト 熊本(38%) 栃木(21%) 愛知(14%) ・ 主産地において、生育が順調で、大玉傾向であるが、徐々に肥大の進度が平年並みに戻ってきているため、2月の出荷数量、価格ともに平年並みで推移する見込み。 平年並み で推移 平年並み で推移
ピーマン 宮崎(39%) 高知(20%) 茨城(18%) ・ 主産地において、生育が概ね平年並みであるため、2月の出荷数量、価格ともに平年並みで推移する見込み。 平年並み で推移 平年並み で推移
ばれいしょ 北海道(67%) 鹿児島(30%) ・ 北海道において貯蔵物中心の出荷であるが、鹿児島県において12月の天候不順の影響で、生育が遅延しているため、2月の出荷数量は平年をやや下回り、価格は平年を上回る見込み。 高値水準 で推移 高値水準 で推移
さといも 埼玉(48%) 千葉(11%) ・ 主産地において、作柄が平年並みであるため、2月の出荷数量、価格ともに平年並みで推移する見込み。 平年並み で推移 平年並み で推移
たまねぎ 北海道(75%) 静岡(20%) ・ 北海道において貯蔵物中心の出荷であり、静岡県において生育が平年並みであるため、2月の出荷数量、価格ともに平年並みで推移する見込み。 平年並み で推移 平年並み で推移
  出典:農林水産省HP