大分県別府市の新名物「漬けアジ」?



Pocket

先日、出張で大分県別府市に行くことになりました。別府市といえば、温泉街として有名ですが、関アジや関サバなど、ブランド鮮魚も有名です。せっかくの別府温泉街ですので、今回の出張ではビジネスホテルではなく、昔ながらの旅館に泊まります。

部長に連れていかれた居酒屋

仕事がひと段落し、別府市内の散策に出かけようと思ったところ、部長に「飲みに行くぞ」と。
やってきた居酒屋で真っ先にオーダーしたのが、シマアジという巨大なアジ。
アジと冠していますが、でかいです。

ピチピチしているのですが、シマアジ一匹で切り身のボリュームが少ないような・・・。

大分県別府市でいただくシマアジ。
大分県別府市でいただくシマアジ。

おいしい鮮魚や唐揚げを食べて、頑張ったねぎらいとして部長のおごりかと思ったら、「4,000円でいいよ!」とのこと。
ありがたいです。

旅館の朝ごはん攻防

温泉付きの旅館に戻り、なかなかの趣というか、古めの大浴場につかり、何かが出てきそうな和室。
押入れのふすまを少しだけ開けて、何か出てこないかしら、と思いながら眠りにつきます。

久しぶりの和室で朝までぐっすり!
久しぶりの和室で朝までぐっすり!

朝食付きなのに5,000円でお釣りがくる激レアなプラン、どんな朝食が出てくるのでしょうか。

朝から超贅沢な和定食!
朝から超贅沢な和定食!

素朴ながらも色鮮やかな和定食で、朝からやる気が出てきます。おかずはアジをメインに、漬物類が並び、血液サラサラ効果の高いタマネギサラダ、木綿豆腐、温泉卵。オレンジジュースにコーヒー、お茶まで出てきます。

左側には固形燃料に火がつけられ、朝からすき焼き待ちです。

なんといっても、大分ですので、郷土料理のアジのみりん干しが出てきました。
小魚の佃煮、大根のたくあん(のように見えて、かまぼこだった)、ノリの佃煮。

大分県別府市の郷土料理 アジのみりん干し。
大分県別府市の郷土料理 アジのみりん干し。

メインディッシュのすき焼きが出てくるまで、しばらく待っていましたが、一向に出てきません。
旅館の方、出すの忘れちゃったのかしらー?と思い、
「何か忘れていませんか?」と言うのも意地汚いので、「あのう、お茶をいただけますか?」と気づきを与える作戦です。
紳士的な攻防です。

「あら、ごめんなさいね!お茶出すの忘れてました!」
→これで、すき焼きも一緒に出てくるだろう。早くしないと、固形燃料が燃え尽きちゃうよ~。

大分名産 アジのみりん干し

お茶が出てくる間に、アジのみりん干しを食べて待つことにしました。
大分のアジのみりん干しは、結構柔らかく、ブニャブニャしています。
一口かじると、皮が固くトゲトゲしていて、骨が口を突き刺します。
生のような食感です。
そして、なんといっても噛み切れないのです。
「これが新鮮なみりん干しなんだなー」と口当たりの悪さにモゴモゴしているところに、お茶がやってきました。

おばちゃん、お茶だけ持ってきて、燃え尽きそうな固形燃料の上に、すき焼きを乗せません。
不思議そうに、モゴモゴするこちらの口元を見ています。
→チクチクする皮やら骨やらを、失礼のないように口から取り出しているのですよ。

ふと、気づきました。

左の火は、すき焼き用ではなく、このアジのみりん干し用では・・・!?

アジの干物はよく焼いてから食べましょう。
アジの干物はよく焼いてから食べましょう。

たぶん、これが正解です。
×誤:朝からすき焼き
○正:アジの干物は自分で焼く

そうか、食べちまったよ・・・。
後で絶対お腹壊すなぁ・・・。

という訳で、大分別府には漬けアジやみりん干しはなく、アジの干物は自分で焼きましょう!という教訓です。